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胃がん・大腸がんは予防できる? 生活習慣と検査の重要性

大腸がん  / 胃がん

胃がん・大腸がんは予防できる?生活習慣と検査の重要性

胃がん・大腸がんは予防できる?生活習慣と検査の重要性日本では現在も消化器がんの患者数が多く、特に大腸がんは罹患数で第1位、死亡原因としても上位を占めています。胃がんもかつては日本人に非常に多い病気でしたが、今も注意が必要な疾患のひとつです。これらのがんは、生活習慣を見直すことでリスクを下げることができ、さらに定期的な検査によって早期に発見できれば治療につながる可能性が高いのが特徴です。

生活習慣でできる予防

生活習慣を見直すことは、がんを防ぐための大切な第一歩です。

食事の工夫

野菜や果物、海藻、豆類、乳製品などをバランスよく摂取し、食物繊維やカルシウムを意識して取り入れることが勧められています。これらは腸内環境を整える働きがあり、大腸がんのリスク低下に役立つと考えられています。

赤身肉・加工肉を控える

牛や豚などの赤身肉や、ベーコン・ソーセージなどの加工肉を摂りすぎると、大腸がんのリスクを高めるといわれています。日頃から量を控えめにし、野菜や魚、豆類を中心にした食事へシフトすることが望ましいでしょう。

禁煙・節酒

タバコは多くのがんのリスクを高めることがわかっており、禁煙は欠かせません。お酒も適量を守り、飲みすぎを避けることが大切です。

適度な運動と適正体重の維持

週に数回のウォーキングや軽いジョギングといった有酸素運動を習慣化することで、体重管理につながり、がんを含む生活習慣病全般の予防に効果があります。また、肥満は生活習慣病のみならず、がんのリスクとなることが知られていますので適正体重の維持も大切です。

検査の重要性

生活習慣を見直すことは非常に大切ですが、それだけではがんを防ぐことはできません。だからこそ、自覚症状が出る前に検査を受けることが重要です。
胃がんでは、胃カメラで粘膜の状態を確認でき、ピロリ菌の有無の類推も可能です。除菌によって将来的ながんリスクを減らせることがわかっています。大腸がんでは、ポリープの段階で発見し切除することで、がんへ進行するのを防ぐことが可能です。このように定期的な内視鏡検査は、がんの予防と早期発見に直結する有効な手段といえます。

まとめ

胃がん・大腸がんの予防には、普段の生活習慣を整えることと、定期的に内視鏡検査を受けること、この二つが欠かせません。どちらか一方では十分ではなく、両方を組み合わせて取り組むことが大切です。
当院では、できるだけ負担の少ない環境で安心して検査を受けていただけるよう体制を整え、皆さまの健康を第一に考えて診療にあたっています。気になる症状がある方や、しばらく検診を受けていない方は、この機会にぜひご相談ください。

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